女性への偏見

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われわれの文化のなかで少女が自信と勇気をもつことは容易ではない。
ところで、あの才能検査に際して、十四歳から十八歳までの少女の一定のグループが、少年を含めて他のあらゆるグループよりも多くの才能を示すという注目すべき事実が明らかになった。
さらに調査をした結果、そのグループには、妻や母親や彼女たち自身が独立した仕事を持っているような家庭の少女たちだけが所属していることが分かった。
ということは、これらの少女たちは、家庭において、女性が何かを遂行する能力がないのだといいう偏見を感じない、あるいはわずかしか感じないという状況にあった、ということを意味する。
なぜなら彼女たちは自分の目で、母親たちがどのように自らの力で生きているかを見ていたからである。
したがって彼女たちは、この偏見と結びついているあらゆる障害にほとんど影響されることなく、ずっと自由に、そしてずっと独立的に発達することができたのである。

『人間知の心理学』
A・アドラー著
春秋社

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