テーマ:生活

「積極的自由」

 個人に安定感をあたえていた第一次的な絆がひとたび断ち切られるやいなや、そして個人がかれのそとに完全に分離した全体としての世界と直面するやいなや、無力感と孤独感とのたえがたい状態にうちかつために、二つの道がひらかれる。一つの道によって、かれは「積極的自由」へと進むことができる。かれは愛情と仕事において、かれの感情的感覚的および知的な能力…
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「・・・からの自由」

 孤独と無力の感情はジュリアン・グリーンの次の一節に美しく表現されている。「われわれは宇宙とくらべればほとんど数えるに値しないことを私は知った。またわれわれは無であることを私は知った。しかしそのように徹底的に無であることは、ある意味では、圧倒的であると同時に、安心させることのようにも思われる。人間の思考範囲を超越した形象や次元は、まった…
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「劣等感」自分を過小評価すること

ジム:ねえ、ローラ、君の悩みの種は何なのか、僕の考えを言おうか?インフェリオリティ・コンプレックス!知ってる?自分を過小評価すること、つまり劣等感! ぼくもそれに悩まされたからよくわかるんだ。もっともぼくの場合、きみほどひどくはなかったがね。ぼくがやっとそれから脱け出したのは、弁論術のコースをとり、声を鍛え、自分に科学への適性があると…
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向学の心

四季の励まし  きのうよりはきょう、  きょうよりはあすと、  向上の坂を上りゆく、  みずみずしい生命力と  学びの姿勢が  あるかどうかで、  人生の勝利が  決定づけられることを  忘れてはならない。  新しい知識の習得のみが、  学ぶということの  本当の意味ではない。  最も重要なことは、  学ぶこ…
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エドヴァルド・ムンク

ユイグ:表現主義の登場以来、内面の抑えがたい苦悩が、より重要な表現主題となったのです。これは、だいたい一八八〇年ごろ、とくに北欧であらわれました。そのころ、芸術においてと同様に文学においても、スウェーデン、ノルウェーが前衛の国という様相を帯びていました。文学ではイプセン(ノルウェーの詩人・劇作家)とかビョルンソン(ノルウェーのノーベル賞…
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自発的な活動

 すべて自発的な行為において個人は世界をつつみこむ。かれの個人的自我は損なわれないばかりか、いっそう強固になる。というのは、自我は活動的であるほど強いから。物質的財産の所有であれ、感情や思想のような精神的な能力の所有であれ、所有そのものには何ら純粋な強さはない。また事物の使用や操作のうちにも強さはない。われわれの使うものは、われわれがそ…
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原子力エネルギーの問題

 池田:とくに原子力エネルギーの問題は、たんに資源の有限性というだけにとどまらず、たとえ、資源は残されていっても、消費した結果として生ずる廃棄物が人類の生存を危うくしてしまいますから、なおさら深刻です。石油資源の場合も、その使用ずみの廃棄物質が大気や水を汚染しますが、原子力エネルギーの場合は、その何倍も大きな危険を含んでいます。  私…
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家宅侵入し続ける広告

 ユイグ:精神的受動性は、しだいに本物の奴隷状態へ導くでしょう。私も何年も前から”イメージの力”という問題に取り組んできました。広告が、もはや一種の家宅侵入でしかないことは明らかではありませんか。それはいまや独裁政治です。統計によると、ある製品の宣伝が、しつこく命令的に繰り返されると、ついには主婦は、いやでも買うようになってしまうといい…
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公明党と創価学会

マルロー:創価学会のメンバーはどのような活動をされているのですか? 池田:文化の専門分野などにおいては、芸術・学術・教育・文学・医学、そして政治・経済等あらゆる領域にわたっています。 マルロー:政治のほうは? 池田:自然の流れとして公明党といえます。ただし、純粋な信仰が政治の手段にされてもならないし、また宗教が政治の複雑性に巻き込…
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パートナーに関心を持つ

今や愛の課題――結婚と幸福で有用な家族生活の構築――の解決について扱おう。夫への主な要求は、パートナーに関心を持つべきであるということである。人が別の人に関心があるかを見ることは、非常に容易である。もしも関心があれば、パートナーと同じことに関心があり、パートナーの幸福を自分自身の自発的な目的にする。関心を証明するのは愛情だけではない。万…
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エディプス・コンプレックス

大体において、現代の心理学者たちは状況を誤解してきた。例えばエディプス・コンプレックスというフロイトの理論においては、少年は母親と恋に落ち、母親と結婚したいと思い、父親を憎み、殺したいと思う傾向を持っている、と仮定されている。このような誤りは、もしもわれわれが子供たちの発達を理解しいれば、決して起こりえないだろう。エディプス・コンプレッ…
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魔法の力

 われわれの文化においては、ともかく魔力が働いていると感じられるような事柄が役割を演じていることがしばしばある。それは貨幣である。多くの人は、金があれば何でもできると思っている。それゆえ、名誉心や虚栄心が何らかの仕方で金とか財産と関係しているのは、不思議でも何でもない。ほとんど病理学的あるいは人種的な根拠も持っていると思えるほどの所有へ…
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他者を励まし助ける気分

 虚栄心の強い人の役割は常に、期待する者、奪う者の役割である。こういう人間と、他方、発達した共同体感覚を示し、いわば「私は他者に何を与えることができるか」という問いを胸に秘めつつ生きている人とを、鋭く対比してみるならば、その著しい価値判断の違いが認識されるだろう。    われわれが今日、途方もない昔からの人類の経験の表現であるこうし…
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男らしさを求めて

男らしさという誇張された理想は、要求とか絶え間ない刺激とか永遠の不安を意味しており、そこから生じてくるものは、虚栄を張り、自分だけを富ませ、特権的な地位を求めるという要求にほかならない。そういうものは、人間の共同生活の自然的な諸条件に反しているのである。われわれには、自由と同権を求めるという女性解放運動のこれまでの線に反対する理由など何…
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女性への偏見

われわれの文化のなかで少女が自信と勇気をもつことは容易ではない。 ところで、あの才能検査に際して、十四歳から十八歳までの少女の一定のグループが、少年を含めて他のあらゆるグループよりも多くの才能を示すという注目すべき事実が明らかになった。 さらに調査をした結果、そのグループには、妻や母親や彼女たち自身が独立した仕事を持っているよう…
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「才能」人間の判断能力

「才能検査の採用に反対する理由」  子どもたちの思考能力および判断能力は一様に発達するものではなく、才能検査の結果が悪いような子供たちでも、数年後には才能が突然によく伸びることがある。  大都市の子供たち、あるいは生活範囲が広いサークル出身の子供たちは、単に一定の練習に由来するにすぎない機知によって、より多くの才能を持っているよ…
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女性リーダーの活躍

 本部幹部会が、関西戸田記念講堂で開催された。  伸一は、新しい「七つの鐘」の構想に言及し、民衆のスクラムで、二十一世紀を断じて「人道と平和の世紀」にと呼びかけた。  また、世界で、女性リーダーの活躍が目覚ましいことを紹介した。  「今、時代は、音をたてて変わっている。社会でも、団体でも、これからは女性を尊重し、女性を大切にし…
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プトラ大学からの名誉学位記授与の「謝辞」

 「真実の友情の対話は、民族・国境を超え、利害を超え、あらゆる分断の壁を越えます。  そして、多様性を尊重し、生かし合いながら、寛容と共生と創造の道を、手を携えて進んでいくことこそ、最も大切な道なのであります。なかんずく、教育が結ぶ友情こそが、平和と幸福を護る最も堅固な盾であります」  伸一は、このプトラ大学からの名誉学位記授与…
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ハード・パワーからソフト・パワーへ

 シドニー大学のクレーマー総長から伸一に、名誉学位記が手渡された。  謝辞に立った彼は、「帝国主義の吹き荒れる時代のなかで、牧口会長は、いち早く、『地球的相互依存性』への自覚を促し、そして、他のために貢献し、自他共に栄えていくという『人類共生の哲学』を訴えたのです。  さらに、人類は、『軍事』や『政治』や『経済』の次元で、他を圧…
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人間の尊厳

  ハバナ大学からの「名誉人文学博士号」の授与式が行われ、引き続き伸一が新世紀へ 大いなる精神の架橋を」と題して記念講演をすることになっていた。  講演で、伸一は、「二十一世紀に始まる新しい千年には、『人間の尊厳』を基盤とした”希望”と”調和”の文明を、断固として築いてまいりたい」と、思いを披歴した。  そして、そのために…
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人間主義の世界宗教へ

 人々を救おうとする、この心こそが、私たちの行動の大前提なのである。  自身の信ずる宗教に確信と誇りをもち、その教えを人々に語ることは、宗教者として当然である。しかし、そこには、異なる考え、意見に耳を傾け、学び、よりよき生き方をめざしていこうとする謙虚さと向上心がなければなるまい。また、宗教のために、人間同士が憎悪をつのらせ、争う…
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SGI憲章

 「SGI憲章」は、仏法を基調に平和・文化・教育に貢献することをはじめ、基本的人権や宗教の自由の尊重、社会の繁栄への貢献、文化交流の推進、自然・環境保護、人格陶冶などが謳われ、十項目からなっていた。  この七つ目には、「仏法の寛容の精神を根本に、他の宗教を尊重して、人類の基本的問題について対話し、その解決のために協力していく」とあ…
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平和と生命尊厳の二十一世紀

 山本伸一は、   国立トリブバン大学の卒業生への学位授与式に主賓として出席、「人間主義の最高峰を仰ぎて――現代に生きる釈尊」と題して記念講演した。  そこでは、”人類の教師”釈尊が残した精神遺産を「智慧の大光」「慈悲の大海」の二つの角度から考察し、自他ともの幸福を願う人間主義の連帯こそが、それぞれの国の繁栄を築き、人類全体の栄…
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希望と蘇生の大光を

 「人数ではありません。一人が、真剣に立ち上がれば、自分に縁するすべての人びとを、また、環境も栄えさせていくことができる。そのために、真剣に祈り、行動している事実が大事なんです」  信仰という赫々たる太陽を燃やしながら自分の周囲に、わが地域に、希望と蘇生の大光を送り、友情と励ましの人間共和の連帯を築き上げていく――そこにこそ、広宣…
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悩みを抱えていない人などいない

 仏法で『煩悩即菩提』と説かれているように、問題や悩みをかかえていない人など、おりません。また、そんな一家もなければ、そんな地域もありません。  人生は、悩みとの戦いです。大事なことは、自分にのしかかる、さまざまな苦悩や問題を、いかに解決していくかです。『悩み』を超えた向こうに側にある『勝利』に向かって、智慧を絞り、努力を重ねるこ…
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やった分だけ自分の得になる

 信仰のことで、いたずらに”とらわれた心”になって、窮屈に自分を縛る必要は全くありません。また、気持ちを重くさせ、喜びが失せてしまいそうな指導をしてもならない。  勤行・唱題も、やった分だけ、自分の得になる。かといって、やらなければ”罰”が出るなどということはありません。それでは、初めから信仰しない人の方がよいことにさえなってしまう。…
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戒名(法名)

「されば過去の慈父尊霊は存生に南無妙法蓮華経と唱へしかば即身成仏の人なり」御書1423p 「故聖霊は此の経の行者なれば即身成仏疑いなし」御書1506p  これらの御書は、成仏は、故人の生前の信心、唱題によって決せられることを示されている。僧が出席しない葬儀では、故人は成仏しないなどという考え方は、大聖人の御指導にはないのである。 …
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実相

 すべての生の最深部に、生命を生命たらしめている根源の力がある。いや、生物のみならず、死せる物体をも、その根底から支えつつ、力強い調和の律動を奏でる宇宙存在の力と法がある。それを、仏法では、「実相」といい、「玄宗の極地(げんしゅうのごくち)」、また「妙法」という。この宇宙の本源的実在のもつエネルギーが、あらゆる存在物に能動性をもたらし、…
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苦悩は心の財宝

 人生は、宿命との容赦なき闘争といえる。  愛する人を失うこともあれば、自らが病に倒れることもある。あるいは、家庭不和、子どもの非行、失業、倒産、生活苦…。これでもか、これでもかというほど、怒涛の如く、苦難は襲いかかってくる。だからこそ、信心なのだ。自らを強くするのだ。信心で乗り越えられぬ宿命など、断じてない。  苦難に負けず、…
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問答無用

 人と人とが語り合い、平和への思いを紡ぎ出し、心を結び合っていく――まさに、対話は、内発的で漸進主義的な、問題解決への道である。また、対話は、最後まで貫徹されてこそ対話といえる。ゆえに、それには、忍耐力と強靭な精神の力が求められる。  一方、「問答無用」といった急進主義的な姿勢は、弱さゆえの居直りであり、人間性の敗北宣言にほかなら…
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