「一念」を持ちうる確固たる人生観
現代は”天井に輝く星辰”への感動を失いつつある時代といえようか。また生命の内奥に迫りえず、”わが内なる道徳律”への肯定的実感を欠いた時代でもあろう。それは、人生への深き価値を見いだしえず、同時に人生の羅針盤を欠いた時代を意味しよう。そかし、確たる価値の軸なき荒野がいつまでも続いてよいはずがない。むしろ喧騒の時代であるからこそ、生命や宇宙に対する真摯さと感動が必要だと思えてならない。
まさに日日々刻々と変化しゆく現実の生活にあって、社会へ宇宙へと無限に広がる「一念」を持つことこそ、心豊かな境涯の確立へとつながっていく。その「一念」を持ちうる確固たる人生観があるならば、この荒波のごとき社会を、悠々と乗り切っていけると思う。
その意味からも、宇宙に秘められた神秘をただ考えるだけであってはならないはずだ。人間と社会の泥沼のごとき現実を避けて、ただ神秘的に考えるだけであれば宇宙はたんなる好奇心の舞台になりさがることは必定である。そして、宇宙をたんなる利用の具にしてはならないこともまた当然である。どこまでも宇宙に対する敬虔なる姿勢を堅持しつつ、深き生命への探求と思索と行動をなしゆく人生でなくてはならないだろう。
622p
『池田大作全集』第119巻
私の人間学
聖教新聞社
まさに日日々刻々と変化しゆく現実の生活にあって、社会へ宇宙へと無限に広がる「一念」を持つことこそ、心豊かな境涯の確立へとつながっていく。その「一念」を持ちうる確固たる人生観があるならば、この荒波のごとき社会を、悠々と乗り切っていけると思う。
その意味からも、宇宙に秘められた神秘をただ考えるだけであってはならないはずだ。人間と社会の泥沼のごとき現実を避けて、ただ神秘的に考えるだけであれば宇宙はたんなる好奇心の舞台になりさがることは必定である。そして、宇宙をたんなる利用の具にしてはならないこともまた当然である。どこまでも宇宙に対する敬虔なる姿勢を堅持しつつ、深き生命への探求と思索と行動をなしゆく人生でなくてはならないだろう。
622p
『池田大作全集』第119巻
私の人間学
聖教新聞社
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