童心に帰った両親

伸一は、保護者席で言葉を交わした。
「お父さんも、お母さんも、参加できるものには、どんどん参加してください。それが子供の思い出になっていきます」
競技やゲームに、両親が子供と一緒に夢中になることができれば、親子の距離は、ぐっと縮まる。親は、自分でも気づかないうちに、「父の顔」「母の顔」のみで子供と接してしまう。しかし、家族といっても、その基本になくてはならないのは、ありのままの人間対人間としての信頼関係である。子どもは、両親が童心に帰って自分をさらけ出し、競技やゲームに熱中する姿を見ることによって親も自分と同じ存在であることを知る。そして、自分をそのまま表現し、ありのままに生きることを肯定できる考えが培われていく。
『新・人間革命』第27巻
池田大作著
聖教新聞社
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