カルマを非人格的な言葉で表現

トインビー:カルマ(宿業)を非人格的な言葉で表現したことは、仏教の偉大な知的・道徳的業績の一つであると思われます。粗野な宗教は、同じ真理を人格的な表現によって――”神の羨望”とか”最後の審判”とかで――示し出そうとしてきました。このような描写は、カルマの概念に人間的な恣意的行為の意味合いをもちこむことになり、その本質を誤り伝えることになってしまいます。
611p

『池田大作全集』第3巻
二十一世紀への対話
アーノルド・トインビー
池田大作
聖教新聞社

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