「アスピリン」 ノーマン・カズンズ

コラーゲンの生成に対して拮抗作用を持つアスピリンとは!

痛み止めの薬の中の王者はもちろんアスピリンだ。
アメリカ食糧・薬品局はアスピリンを医師の処方箋なしで販売することを許しているが、しかしこのアスピリンという薬は、一般に信ぜられているのとは逆に、危険性を持っており、つづけて使用すると、一命にかかわる潜在的な可能性を含んでいる。
世界中でアスピリンほど、多数の人が自分で勝手に飲んでいる薬はない。
中にはアスピリン中毒になって、一日に十錠以上も飲む人たちもいる。そういう人たちは知らないのだが、アスピリンはごく少量でも内出血をおこし得る。
それよりももっと重大なのは、アスピリンが、結合組織の形成に不可欠の役目を果たす膠原(コラーゲン)の生成に対して拮抗作用を持っているという事実である。
関節炎の中には結合組織の崩壊という症状を示す種類のものが多いから、アスピリンの継続的使用は潜在的な関節炎症状を現実に悪化させることがあり得る。
86p

『笑いと治癒力』
ノーマン・カズンズ著
岩波現代文庫

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