
山本伸一は、
国立トリブバン大学の卒業生への学位授与式に主賓として出席、「人間主義の最高峰を仰ぎて――現代に生きる釈尊」と題して記念講演した。
そこでは、”人類の教師”釈尊が残した精神遺産を「智慧の大光」「慈悲の大海」の二つの角度から考察し、自他ともの幸福を願う人間主義の連帯こそが、それぞれの国の繁栄を築き、人類全体の栄光を開く光源になると訴えた。そして、次代を担う使命深き学生たちに、大鵬のごとく、智慧と慈悲の翼を広げ、「平和と生命尊厳の二十一世紀」へ飛翔してほしいと呼びかけたのである。
『新・人間革命』第30巻下
池田大作著
聖教新聞社
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