歩き方で膝の痛みに違いが生じるのか

膝の痛む場所は実は色々。
本当に痛いところを医療従事者に伝えるのは至難の業。
中にはいい加減な話の聞き方で検査し、
湿布をよこすものもいるようだ。

先日、母校の応援のために、箱根駅伝を現地まで見に行った。
一流の選手の走るスピードは
私のサイクリングの平均速度よりも早いかもしれない。

私は、学生時代、陸上短距離をしており、
膝痛で歩けなくなったことがありましたが、
この時に、太ももの筋肉をマッサージすれば
膝痛が治ることを体験しました。

短距離と長距離の走り方に
違いがあることをご存知ですか?
同じように走っているようで、
筋肉の使い方に実は大きな違いが。

負担のかかる筋肉は故障の原因となるために、
短距離と長距離の選手では故障個所に違いがあります。

治療室の近所に、駅伝トップの選手寮があり
激しい練習ゆえに太ももの裏の痛みを訴えやってきました。

一般に、短距離選手は膝の皿付近、
長距離は通常ハムストという太ももの裏に痛みを発症します。
このことは、膝の痛みの原因に
筋肉が関与していることの証拠とならないでしょうか。

短距離を速く走るためには、
大腿四頭筋(太ももの前面)が強くなくてはいけません。
その他大殿筋(お尻の筋肉)、腓腹筋(ふくらはぎ)などは、
一般人よりも太いことがわかります。
箱根駅伝の選手たちでも、太ももはさほど太くはないでしょう。
長距離では
大腿四頭筋よりも大腿二頭筋の負担が大きいので見た目にも違いがあります。

歩き方の癖は人によってさまざま。
そのため筋肉の使い方のその人の特性が現れます。
自分の特徴を知る簡単な方法は、靴やスリッパの底を観察してみること。
すり減りの場所にその人の個性が現れます。

内膝痛の治療に通われた患者さんは、
痛みをかばう動作のためなのか、
しだいに膝外の方に痛みが移動してしまいました。
この方は筋肉が原因の膝痛と思われます。

膝痛の原因の多くは
太ももの筋肉に関係あるのではないでしょうか。
膝関節付近の骨の異常、軟骨・靭帯の損傷が原因であるならば
湿布を処方する意味はないのでは。
医師資格を持たぬゆえあくまで推測ですが、
皮膚から吸収した痛み止め成分は骨に達するのか。
そもそも、骨自体が痛みを感じるのか。
湿布で治るものと勘違いする患者さんに
治すためでなく一時的に感覚を鈍くさせるだけと、
理解させねばなりません。
ほとんどの患者さんは、
”スー”とするから治していると勘違いをしています。
このことを知っていて、なおも湿布を処方する先生がいないことを、
念願します。


最後に、『大人の心理童話』より
「人は善と悪にたいして、多元的な態度をとるようになるのだ。
一般に人は年とともに固定観念から離れ、
より寛容になり、以前ほど道徳家ではなくなる。
若い成人のほうが妥協を許さない理想主義のために、
しばしば道徳的に厳格なのだ」

厳しすぎずに、もっと寛容になった方がいいのかとも思います。
しかし、医療に関しては理想を忘れないようにしたいです。
医療従事者は、向上心だけは忘れないでほしいですね。

小野沢治療室
筋肉医療技術研究所
東京都町田市中町2-6-23
042-723-0897
KIマッサージ
コウケントー

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